6年生最後の大会


大人から見ると1年など

あっという間です

これは身体の代謝に関係しているそうで

子供達の一年は私たち大人が感じるより

遥かに長く

更に感受性も強い為

ものすごく濃密な一年を過ごしている事になります

今年は特に西帯広と大空が合併

という変化もあった中で

大人の私たちでも

多いなぁと感じてしまう位

練習試合や大会に参加させていただきました

実際の所小学生の1年の差はとても大きく

6年生を交代まで含め年齢をきちんと

揃えられるチームはやっぱり強い

8人制では3人足りず

5人制では人数ギリギリ

今のご時世2チーム混合となっても

これだけの少子化が進んでいます

そんな中5年生からの力を借りなければ

試合に出られない状況でも

下の学年の子達と力を合わせ

この濃密な時間の中で沢山の経験を自身の心に積み上げました

辛い事も苦しい事も楽しい事も

結局思い出して笑えるのならそれは全部糧です

負けたって勝ったって

結局成長する過程のスタート地点にしかすぎず

そのスタート地点に十二分に経験したと

胸を張ってください

徳川家康は

「負けるが価値」と言いました

負けることを知らない人間は負けた時にくよくよしがちです

負けることを知っている人間は

同じような失敗を繰り返さないように努めるようになります

負けて悪かった点を正す

反省して次に生かそうとする脳の道筋にこそ価値があると

ワタシは考えています

歯を食いしばった事も沢山あったと思います

この一年は逆境の中でしかありませんでしたが

苦境の中でも笑って前向きに次の試合次の試合と心を折らずに辞めず続けた

その脳の在り方こそ

あなたたちがこの西帯大空で得たモノです

人生で苦境や困難に出会った時

君たち6年生は

涼しい顔で歩を進める姿が目に浮かびます

中学校高校と大人になっていく過程で

この西帯広大空で

仲間と過ごした時間を忘れないでください

大体の事には向き合える根性は

君たちの心の中に

座っていると思いますので